【XMR】各国規制の動きを注視 (2018/03/17)

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画像はPoloniex XMR/BTC 日足。

インパクト大のニュースが飛び込んできました。

匿名通貨の1つであるXMRはアンダーグラウンドマーケットをはじめとした底堅い実需に支えられ、2017年12月から大きく崩れることなく続伸してきました。
そのXMRに本邦政府による規制のメスが入ることになりそうだ、という報道です。Coincheckでの売買は再開していませんので、マーケットに極端なインパクトは与えておりません。しかしながらこの規制は紛れもないネガティブ材料です。

理由としてはもちろん、各国のアンチマネーロンダリング強化の動きを受けてのものでしょう。

ここでのポイントは2つあります。

・日本で事実上初めての暗号通貨”個別”取り締まりである
・XMR、DASH、ZECの3通貨は「匿名性」を売りにしているものの、例えばBTCにも今後同様の機能がネイティブサポートされる可能性がある

まず、日本は今まで特定の暗号通貨を名指しで取り締まったことはありませんでした。諸外国ではICOや証券に該当するトークンに対する規制はあったものの、日本国は比較的「暗号通貨規制の緩い国」という認識をされていたことは間違いありません。今回の報道は、今後も様々な通貨が名指しでブラックリストに入れられてしまう可能性を示唆しています。

次に今回やり玉に挙げられた3通貨の共通点は疑いようもなく「匿名性」ですが、これはBTC等の他の通貨もアップデートによって実装・アクティベーションされる可能性が高いものです。仮にそうなった時、各国規制の行方がどうなるかは注視する必要がありそうです。

トレード戦略としては、Coincheckの売買再開まではこのXMRに買いでエントリすることは推奨できません。DASHとZECについてはBitMEXにてショートすることもできるため、短期トレードなら積極的に下落に賭けていく方がワークする公算が高いと思われます。
一方で、Coincheck分が売却され短期的に相場が下落した後には、長期目線で実需を見込むトレードも一考となります。

この記事を書いた人: ヨーロピアン

技術が好きな暗号通貨トレーダー。様々なメディアに暗号通貨の記事を寄稿しています。 https://twitter.com/sen_axis

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