【総合】草コインの時価総額割合が過去最高水準へ (2018/2/12)

2018-02-12 14.51.59

画像は各暗号通貨のドミナンスグラフです。2017年以降、ビットコインのドミナンスは低下し、イーサリアム、リップルといった通貨がシェアを伸ばしています。

今回注目したいのは上記チャートの白線データ(Others)、つまり時価総額が10位以下である暗号通貨の時価総額の合計です。この中にはいわゆる「草コイン」の数字が多く含まれています。

チャートを直近一年間に絞ってみましょう。

スクリーンショット 2018-02-12 14.58.19.png

イーサリアムを抜き、Othersが2位となっています。草コイン連合の時価総額がイーサリアムを超えたということです。

Othersのデータだけに注目してみると、2017年の5月頃から伸び始め、2017年の12月に再び大きな上昇を見せています。これはおそらく大手オルトコイン取引所の影響が大きいものと思われます。5月はBittrex、12月はBinanceの影響でしょうか。

オルトコイン取引所は莫大な利益となるビジネスであるということが知れ渡っているため、今後も大きな取引所が生まれてくる可能性は十分にあります。Binanceのように、誰も名前を聞いたことのないようなコインを次々に上場させてくる戦略を各社がとってくると思われるので、その度にOthersのデータは上昇を見せるでしょう。世界中で草コイン取引所が作られている限り、草コインの未来は明るいように思われます。

しかし、coincheckがハッキングの被害を受けた件を皮切りに、世界中でオルトコインが盗まれる事件が多発しています。

取引所各社はセキュリティ対策に力を入れ、草コインの上場が後回しになる可能性もあります。ユーザ視点で見ると、せっかくの草コイン投機が、取引所がハックされれば元も子もありません。まさにハイリスク・ハイリターンの世界です。

 

今後の予想ですが、Othersの数字がビットコインの数字を追い抜く水準まで高騰するのではないかと考えています。

Binanceはまだ立ち上がったばかりですし、まだまだ成長の余地はあります。新規のオルトコイン専門取引所も続々と誕生しており、また、既存の取引所も草コインをいかに多く上場させるかを競っています。各社が草コインを上場させることはデメリットであることに気づくまで、この傾向は止まらないでしょう。ビットコインのドミナンスは、現物取引以外の金融派生商品が数多く誕生し盛んに取引されるまで回復しないのではないかと思われます。

今後も草コイン連合のドミナンスには注目していきます。

この記事を書いた人: 田中😇

インディペンデントビットコイナー。 https://twitter.com/tanaka_bot_1

関連記事