【Tips】国内取引所の商品を徹底分析する 〜bitFlyer編〜(初心者向け)

国内の仮想通貨取引所は様々な切り口で仮想通貨あるいはその派生商品を提供しています。彼らは当然営利事業者ですから、そこから収益を上げることを目的としています。トレーダーはこれらのプロダクトを利用して利益を得るわけですが、前提知識がないと様々な落とし穴にハマってしまいがちです。構造を俯瞰してわかりやすく整理している記事はないように思います。そこで、今回から初心者向けに各取引所のプロダクトを丸裸にしていきたいと思います。
今回は国内でもボリュームの大きい事業所ということでまずはbitFlyerを取り上げます。

・販売所
https://bitflyer.com/ja-jp/ex/Price
「ビットコイン販売所」「アルトコイン販売所」と称して各コインの現物売買が提供されています。分かる人向けに一言で言うならば、いわゆる2-wayプライスの相対取引ということになります。
ここで売買できるのは紛れもない仮想通貨の現物ですが、その相手が取引所(この場合はbitFlyer社)です。非常にお手軽に利用することができます。

が、基本的に罠です。初心者の多くはここを利用しますが(簡単だからですね)少し慣れてくると一切利用する必要がないと言っても過言ではありません。スプレッドと言って、売買価格の差が大きく設定されています。例えば、BTCを買うときには40万円、それを即座に売ろうとすると398000円、というような値段設定ですね。
「手数料無料」などと謳っていたりしますが、確かに売買手数料自体は無料であるもののこのスプレッド分はしっかり損しているというわけです。
現状、取引所の収益源として最も大きいのがこの販売所であると言われていて、裏を返すならば最もトレーダーが損するのがこの販売所ということになります。

・取引所
https://bitflyer.com/ja-jp/ex/SimpleEx
https://lightning.bitflyer.com/trade/btc
(異なる2種類のURLで提供されていますが、操作感が違うだけで基本的には同一のものです)
「ビットコイン取引所」という名称で提供されています。ここで買えるのもBTC現物です。先に述べた販売所との違いは、bitFlyerはあくまで売買マッチングの「場」を提供しているだけで、ここで売買する相手は自分と同じユーザーだということです。あなたが40万円でBTCを売却したとき、40万円でBTCを購入した別のユーザーが同時に存在しているということです。
ここでは「オーダーブック」「板」などと呼ばれる方式で売買をマッチングしています。詳しくは以前僕が書いた記事を参照してください。
https://coinrun.net/?p=1317

bitFlyerはこの売買成立ごとに0.15%〜0.01%の手数料を徴収することで収益をあげていますが、販売所のスプレッドに比べれば微々たるものであるため、トレーダーは普段ここを利用することを推奨します。

・取引所(BTC-FX)
https://lightning.bitflyer.com/trade/btcfx

なにかと話題のBTC-FXです。国内の仮想通貨勢が「FX」と言えばほぼこれのことであると思って良いです。
「SFD」という初心者には小難しい仕組みでBTC現物価格に寄せて売買されるようになっていますが、これはBTCではありません。
BTC-FXはBTCではない、何を言ってるか分からないかと思いますが、これは本当にBTCのようでBTCではないので、基本的には謎の数字を売買させられていると思ってください。
レバレッジと言って証拠金を提供することでその証拠金の何倍もの買い・売りを行うことができ、また現物を持っていなくても売りを行うことができる(=擬似的な空売り)ため、専ら投機を好むプレイヤーに愛好されています。繰り返しますが、ここでBTCをロングしてもあなたはBTCを入手することはできません。単なる差金決済です。真の意味でマネーゲームということになります。

まとめると

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この記事を書いた人: ヨーロピアン

技術が好きな暗号通貨トレーダー。様々なメディアに暗号通貨の記事を寄稿しています。 https://twitter.com/sen_axis

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