【総合】アルトコイン縮小はいつ止まるか (2018/07/28)

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暗号通貨市場ではビットコインのドミナンス拡大が続き、アルトコインの多くはBTC建てで下落が続いています。
BCHは比較的影響が小さいと言えますが、大型コインであるETH・XRPから草コインまで幅広い通貨が下落している状態です。

暗号通貨の動向としては過去に幾度となく見られた光景ではありますが、このトレンドは一定周期で終了することが知られており、そして停止したタイミングでは時価総額の膨張も一旦停止します(つまりフィアット建てで下落します)。2017年夏〜年末までの値動きはその典型と言えるでしょう。

今回のドミナンス上昇ラリーはビットコインのETF期待報道(6月末)からスタートしていると考えている参加者も多いようですが、実際には5月頃から継続的に見られる兆候です。

その理由の一つとして、米SECが多くのICOトークンやアルトコイン(XRP等)を証券の一種である見なす動きが強まってきたことが挙げられるでしょう。証券、セキュリティトークンであるとされた場合に不都合なことは、当然非上場・脱法的な証券が売買されていることとイコールであることでしょう。そうなれば、今後非常に厳しい対応を強いられる可能性が高いことは明白です。
現状、多くの新興アルトコインが何らかの資金調達目的で発行されていることを鑑みれば足元がぐらついている状態であることは間違いありません。ETHの下落についても、ERC20トークンによるICOプレミアムが剥離してきていると考えれば自然な値動きとなります。

以上の条件を踏まえるなら、長期的な流れはしばらく変わらないところでしょう。
しかしながら人間の欲望には限りなく、いわゆる草コインは数倍〜数十倍の値動きがあることからしばしばバブルの立役者として取り上げられることになります。

現状これ以上ビットコインのドミナンスが拡大するにはやや息切れ感もあり、またETFといった期待感のみで先行している材料も既にほぼ織り込まれ、なおかつ現時点では否決の可能性が非常に高いことから一旦50%前後が天井圏となるのではないでしょうか。筆者は現在の相場は近く小反転し、まずは時価総額の小さい草コインから物色される展開があるのではないかと予想しています。

この記事を書いた人: ヨーロピアン

技術が好きな暗号通貨トレーダー。様々なメディアに暗号通貨の記事を寄稿しています。 https://twitter.com/sen_axis

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